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2014年度ハイライト

交通事故の防止 安全第一、営業第二。

私たちは、生活道路を事業活動の場として使わせていただいています。そんな私たちの基本精神は「いかなるときにも人命の尊重を最優先する」—この精神を体現するために「安全第一、営業第二」を心掛けています。
宅急便事業の担い手であるセールスドライバー(SD)の運転技術向上、安全運転支援システムの導入、優秀なSDの表彰制度の制定など、さまざまな面で「安全第一」に取り組んでいます。

Q. セールスドライバー一人ひとりの技術を正確に把握する仕組みはあるの?/A. 安全・エコナビゲーションシステムで運転技術を「データ化」、「見える化」して、しっかりと把握しています。(大坂)

ヤマト運輸の集配車両は、独自の安全・エコナビゲーションシステム「See(シー) T(ティー) Navi(ナビ)」を搭載しています。これは、速度・距離・時間情報の取得・記録など、SDの運転を「データ化」して課題を「見える化」するもの。データに基づいて運転技術を評価し、AからGまで7段階でランクづけします。例えば、ローギア発進、安全速度の厳守など事故リスクや環境負荷が少ない運転をするとランクが上がります。この「See‐T Navi」は、SDの運転技術を正確に診断し、「見える化」することで、SDの安全運転を支援してくれるのです。

しかし、「See‐T Navi」が運転してくれるわけではありません。 記録されているデータや評価を運転にどう活かすかは、現場の工夫次第、と言えます。

2013年度、私が所属している函館主管支店の最大の課題は、パートタイムSDのランクが低いことでした。そこで、「See‐T Navi」から得たデータなどを分析し、安全運転の指導計画を立て、実行しました。

写真:集配車両に搭載された「See T Navi」集配車両に搭載された「See T Navi」

Q. セールスドライバーの安全運転技術を高めるために何をしているの?/A. 全社的な「交通事故ゼロ運動」、主管支店ごとの独自の工夫などさまざまな取り組みをしています。(大坂)

ヤマト運輸では毎年春と秋に「交通事故ゼロ運動」を実施しています。私たち函館主管支店は、2013年度まで9回連続で、期間中の無事故を続けていました。この記録を更新するために、2013年度下期からは、「See-T Navi」から得たデータを分析して分かった課題であるパートタイムSDの指導に重点的に取り組むことにしました。

パートタイムSDは働く時間が限られています。その中で、安全 運転に関する情報を発信しても、それを十分に理解する時間がないのが現実です。そこで、パートタイムSDをマンツーマンで指導する体制を主管支店全体で整えました。

また、パートタイムSDだけでなく全SDを対象に、安全指導長が同乗する指導方法を強化しました。さらに、受付業務などを担っているゲストオペレーターが安全のための注意事項や道路の危険箇所などを分かりやすく伝えるポスターを作成しました。主管支店の全員が一丸となって「事故ゼロ」に取り組みました。

加えて、期間中は、北海道警や函館市交通安全指導員会など外部 機関と連携して、地域全体の交通安全に取り組みました。

こうして、函館主管支店の全員が地道な活動を積み重ねた結果、パートタイムSDを含む全SDの運転技術と安全意識が大きく向上しました。そして函館主管支店は、2014年度、10回連続で期間中の「事故ゼロ」を達成できたのです。

写真:安全指導長が同乗しての指導ではSDとのコミュニケーション
を重視。業務への姿勢や運転マナーなどもチェック。安全指導長が同乗しての指導ではSDとのコミュニケーションを重視。業務への姿勢や運転マナーなどもチェック。

写真:ゲストオペレーターによる手づくりポスター。ゲストオペレーターによる手づくりポスター。

Q. 優秀な安全の取り組みを会社全体に広めていくべきでは?/A. 「事故ゼロ表彰」などの機会に取り組み内容や好事例を発表し全国の主管支店に浸透させています。(大坂)

ヤマト運輸には、「事故ゼロ表彰」といって、優秀な主管支店を表彰する制度があります。

2014年度、私たち函館主管支店は、この「事故ゼロ表彰」で最高位のダイヤモンド賞を受賞しました。「事故ゼロ」を続けていること自体が誇らしいことなのですが、こうした表彰は私たちを励まし、安全へのモチベーションがさらに高まります。また、受賞以上にうれしかったのは、私たちの取り組みを表彰式で発表したときのこと。発表を聞いていた各主管支店の社会貢献課長が、自分たちの活動に活かそうと熱心にメモをとってくれたのです。

「事故ゼロ」は、19万人を超えるヤマトグループ全社員の願い。これを実現するために、各主管支店の良い取り組みをほかの主管支店が学び、好事例が全国に浸透していくことを祈っています。

2014年度 春の交通事故ゼロ運動 表彰実績

表彰 受賞(主管支店)
ダイヤモンド賞 山形、函館、東東京、群馬、高知、道東、秋田、大分
金賞 長野
銅賞 青森、東京、埼玉、山梨、名古屋、和歌山、津山

「交通事故ゼロ運動」の期間中、6回以上連続無事故で「ダイヤモンド賞」、5回連続無事故で「金賞」、4回連続無事故で「銀賞」、3回連続無事故で「銅賞」として主管支店が表彰される。

函館市交通安全指導員会から

今後も、地域に根差した安全啓発活動を続けてください。

函館市の東部にある南茅部は昆布漁の盛んな地域です。そして、昆布の収穫・輸送には軽トラックが欠かせません。そこで毎年、春と秋の全国交通安全週間には、昆布漁に携わる者たちが、軽トラックの荷台いっぱいに交通安全旗を飾り付け、連なって街中をパレードしています。私たちは、これを「軽トラパレード」と呼んでいます。

ヤマト運輸・函館主管支店の南茅部センターさんには、この軽トラパレードに毎年2tトラックで参加していただいています。今後も、地域に根差した交通安全啓発活動を継続してもらいたいと考えています。

函館市交通安全指導員会
南茅部支部 支部長

嵐田 洋悦

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