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2014年度ハイライト

共同輸送による環境負荷低減  ボックス単位のチャーター便で、CO2を削減。

これまで、コピー機などの大型の精密機器の輸送では、トラック1台を貸し切る「チャーター便」を使う必要があり、荷物が少ないときには積載効率が低下し、輸送コストの上昇を招いていました。
そこでボックスチャーターは、こうした無駄を解消するために、トラック単位ではなくロールボックスパレット単位のチャーター便「JITBOXチャーター便(JITはJust In Timeの略)」を開発。複数の運送会社が協力して共同輸送することでコストも環境負荷も削減できるサービスを提供しています。

Q. ボックス単位で共同輸送すると、どうしてコストとCO2が減らせるの?/A. 積載効率が上がり、トラックの台数を減らせるからです。(永井)

「トラック1台チャーターしているけれど、荷台に空きスペース ができて、もったいない」―こんなお客様の声に応えるサービスが「JITBOXチャーター便」です。お客様の荷物を、ロールボックスパレット1台単位で輸送することで、「チャーター便」と同等の品質を適切なコストで提供することができます。

2006年、ヤマトホールディングスは、セイノーホールディングス、日本通運他13社と合弁でボックスチャーター株式会社を設立し、JITBOXチャーター便事業を開始。各社がお客様から荷物をロールボックスパレット単位で預かり、幹線輸送の拠点に集約して、全国各地に輸送するという仕組みです。

これによって荷台には空きスペースが無くなり、走らせるトラックの数も減るため、輸送コストも、輸送時のCO2排出量も削減できます。

JITBOXチャーター便の積載効率が高い理由

図:JITBOXチャーター便の積載効率が高い理由

写真:各社が集荷したロールボックスパレットは幹線輸送を担当する輸送会社の主要拠点に集められる。各社が集荷したロールボックスパレットは幹線輸送を担当する輸送会社の主要拠点に集められる。

Q. 「確かに積載効率は高まりますね。でも梱包資材は減りませんよね?/A. 繰り返し使える専用資材をいろいろと取り揃えているので、お客様の梱包資材を削減できます。(永井)

私たちはJITBOXチャーター便を、輸送品質がより高く、より環境にやさしいサービスにしていくために、さまざまなオプションサービスを開発しています。ヤマト包装技術研究所と共同開発した、繰り返し使える専用資材「Fit」シリーズはその代表例です。

高度な成形機能と緩衝機能をもつ「魔法のふろしき(FLIX)」の機能を利用した再利用可能な緩衝材である「Fitガード」、精密機械などをロールボックスパレット内にベルトで固定して安全に輸送する「Fitボード」、機械部品などをストレッチフィルム付き中間棚で上積みすることなく積み分けられる「Fitラック」。これらを利用すればお客様側で荷物を厳重に梱包する必要がなく、梱包資材を削減することができます。この「Fitガード・Fitボード・Fitラック」およびリターナブルの仕組みは、2013年第14回(社)日本物流団体連合会の物流環境大賞において「物流環境負荷軽減技術開発賞」を受賞しました。「ネコロジー」、つまり私たちヤマトグループのエコロジーが、梱包資材でも高く評価されたということだと思います。

写真:ロールボックスパレット(Fitガード・Fitボード使用時)ロールボックスパレット
(Fitガード・Fitボード使用時)

Q. JITBOXチャーター便 ー 今後の目標は?/A. お客様や現場の声を反映させて、もっと便利で社会に役立つサービスへと進化させていきます。(村上)

JITBOXチャーター便は、お客様にご好評をいただいています。 しかし、これに満足することなく、今後もお客様の声や現場の社員の声を反映して、サービスの質を高めていきます。

例えば、今は各事業所のパソコンでしか確認できない荷物の位置 情報を、各種端末を通してドライバーにも見られるようにすることを検討中です。ドライバーがリアルタイムに荷物の位置情報を確認することができれば、サービス品質の向上につながるからです。

私たちは現状のJITBOXチャーター便が完成形だとは考えていません。もっと便利で、もっと社会の役に立つサービスへと進化させていきたいと思っています。

JITBOXチャーター便 参加企業

図:JITBOXチャーター便 参加企業

「JITBOXチャーター便」参加企業から

運送会社共同での取り組みが、ビジネスチャンスとなります。

当社は九州に本拠地を置く運送会社として「まごころを=はこぶ」をモットーに事業を展開しています。JITBOXチャーター便は、大手運送会社が共同体として取り組むビジネスモデルという点で、画期的なサービスであると考えています。

JITBOXチャーター便へのお客様の評価は、概ね好評です。さらにご満足いただき、物量を増やしていくためにも、ほかの参加企業との連携や情報交換を密にして、個々の荷物の特性に応じた輸送品質の向上を図っていきたいと考えています。

ボックスチャーターの皆さんには、JITBOXチャーター便を安心してお客様に提案・販売し、スムーズに運用できるよう舵取りをしていただき、魅力ある商品にしていってほしいと思っています。

久留米運送株式会社
常務取締役
営業本部副本部長

十川 保男

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