第 28 号
平成12年9月28日

宅急便25周年を契機とした制服リニューアルのお知らせ

ヤマト運輸株式会社(東京都・社長 有冨 慶二)は、来年宅急便が発売25周年を迎え るのを契機に、当社の創立記念日にあたる平成12年11月29日から制服をリニュ ーアルするのでお知らせします。


1. 導入の背景および基本的な考え方

    現在の制服は、平成元年に創立70周年を記念して改訂されたものですが、昨年の創立80周年、来年の宅急便発売25周年、そして21世紀という新しい時代を迎えるにあたり、「制服小委員会」を中心に見直しを行なってきました。
 新しい時代を迎えても宅配便のトップブランドとしての「信頼」「安全第一」「お客様に喜ばれるサービス」を提供し続けるという企業姿勢、地域の顔としての安心感は変わりません。それに加えて「時代の変化とともに多様化するお客様のニーズに、よりスピーディーに対応する姿勢」「環境への配慮」などをコンセプトに、検討を重ねてきた結果、創立記念日にあたる11月29日から新しい制服に一新し、社員一同新たな気持ちでより高品質なサービスをお届けしていくことになりました。
 また従来はセールスドライバー、事務など担当によって異なる制服を着用していましたが、新しい制服は、主管支店、営業所において担当、男女の区別なく同じ制服を着用することによって「お客様へのサービス提供の統一感」「連帯感」をもたせます。

2.新制服のデザインコンセプト
「信頼されるサービスの証」「ワーキングウェアからサービスウェアへ」

(1) 「安心感」 全てのお客様から好感を持たれ、清潔感、爽やかさが感じられるもの。
(2) 「機能性」 動きやすさと着用感、作業性を重視。
(3) 「環境」 自然環境の保護と使用後の制服再利用を考えた素材の使用。
(4) 「安全」 再帰反射素材を使用し、夜間作業における安全性を高めた。
(5) 「統一感」 男女とも基本デザインやカラーを統一し、連帯感のあるものにした。

3.新制服の種類と特徴
「基調色の緑は信頼を表す色」

(1) 帽子 (緑1色) 若々しいデザイン。
(2) ブルゾン (緑1色) スピーディーさと親しみやすさを基調としたデザイン。
(3) ポロシャツ (ベージュ) 安心感、清潔感を基調としたストライプデザイン。
(4) パンツ (ベージュ) 両脇に信頼のしるしである緑のライン
(5) ベルト (シルバー) 安全性。

4.その他の特徴

(1) セキュリティーを考慮した貸与方法の導入
社員に貸与した制服をバーコード管理することによって、所有者を特定し社外流出など不測の事態に備えられるようにします。
(2) 国際性
現在準備が進んでいる台湾の宅急便事業では、当社と同じ制服を着用します。
(3) リサイクル
環境を配慮し、現行の制服については、全て回収しサーマルリサイクル(布を燃やして固形燃料にするリサイクル方法)をすることで資源を再活用します。

以 上

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