第 37号 平成12年10月31日 |
引越新サービス「らくらくオフィス移転」発売のお知らせ |
ヤマト運輸株式会社(東京都・社長 有冨 慶二)は、11月から小規模の事務所移転を対象とした引越の新サービス「らくらくオフィス移転」を発売するのでお知らせします。 |
記 |
1. | 新サービス発売の背景 |
現在日本全国の事務所数は約6,175,000ヶ所で、そのうち従業員が10名以下の小規模事務所は5,850,000ヶ所と約95%を占めています。それらの事務所が移転をする時に感じた不便や不満を調査したところ、「不用品やダンボールの処分、書類や本の箱詰めや荷解きが大変」「自分の仕事をしながら複数の業者と何回も打ち合わせをしたり、移転スケジュールを調整するのは大変」という声が多く寄せられました。また、移転の時に重視するのは「移転費用の安さ」「安心感」「サービス内容の充実感」ということや、小規模事務所では移転の際に、オフィス家具や什器を大企業より高く購入したり、事務所の原状回復や移転先の内装工事等で多額の費用がかかっていることがわかりました。 一方当社では昨年から引越組織の改訂に取り組み、従来100店舗だった組織を400店舗に増やし、お客様のより近い場所に拠点を設置したことで、身近に便利にヤマトの引越をご利用いただけるようになりました。 さらに、宅急便営業所のSDが日頃受けていた事務所移転の情報などを基に、お客様が希望しているオフィス移転を実現するサービスとして、「らくらくオフィス移転」を発売することになりました。お客様は、当社を窓口とするだけでオフィス引越に関わる様々な費用を軽減でき、さらに短時間で移転ができるようになります。 |
2. | サービス内容一覧 | ||||
(1) | 移転スケジュール立案 | (7) | 専用資材の回収 | ||
(2) | 社員への移転説明会の実施 | (8) | 不用品回収の取り次ぎ | ||
(3) | 新オフィスのレイアウト設計 | (9) | 資材の販売と回収 | ||
(4) | 荷物の荷造り、荷解き | (10) | オフィス家具、什器の販売 | ||
(5) | 荷物の事前搬出、一時保管 | (11) | 原状回復や内装工事の手配 | ||
(6) | 荷物の搬出入・輸送 | (12) | アフターメンテナンス | ||
3. | サービス内容詳細 | ||
(1) | 移転スケジュールの作成から移転終了後のアフターメンテナンスまで、オフィス移転を最初から最後までお手伝いします。 | ||
・ | お客様に合った移転スケジュースルを作成します。 | ||
・ | 社員への移転説明を行ないます。 | ||
・ | 梱包されたダンボールを事前に搬出、保管、移転当日お届けします。 | ||
・ | 移転後、お困りの点や要望などを聞かせていただきアフターメンテナンスを行ないます。 | ||
(2) | クロネコヤマトの独自の技術で、らくに早く移転ができます。 | ||
・ | 「机引き出し専用ケース」を利用していただくことで、机の中の書類の箱詰めや新事務所での荷解きがなくなり、らくに早く移転するこができます。 | ||
・ | パソコンの移設作業も「OA機器用ケース」でらくに早く行なうことができます。 | ||
・ | 新養生材は当日短時間で設置や回収ができ、しかも建物に傷をつけないようにしっかり保護することができます。 | ||
(3) | 引越だけでなく、オフィス家具・工事など移転にかかる諸費用を低価格でご提供します。 | ||
・ | 一流メーカーのオフィス家具や什器を低価格で購入できます。 | ||
・ | 旧オフィスの原状回復工事や新オフィスの内装工事を低価格で施工します。 | ||
※ | 原状回復工事、内装工事は、前田建設工業(株)等との協力により1坪あたり22,000円〜と低価格で請け負う予定です。 オフィス家具、什器は(株)岡村製作所等一流メーカーの商品をメーカー希望小売価格の30%〜40%前後の割引で販売する予定です。 |
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・ | 移転通知ハガキや名刺・社用封筒なども低価格で作成します。 | ||
(4) | 快適なオフイスレイアウト設計もご提案します。 | ||
・ | 新しいオフィスをお客様にとって快適で効率的な空間にするために、魅力的なレイアウトをご提案させていただきます。 | ||
(5) | その他様々なオプショナルサービスをご用意しています。 | ||
・ | 荷造り・荷解き | ||
・ | 不用品回収取り次ぎ | ||
・ | オフィスサプライ品を低価格で販売 | ||
・ | オリジナル資材の販売 | ||
4. | サービス開始時期 | |
平成12年11月1日 | ||
5. | サービス対象地域 |
以 上 |
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