第 8 号 平成14年4月24日 |
平成14年度低公害車導入計画について |
ヤマト運輸株式会社(東京都・社長 有富 慶二)は、平成14年度の低公害車の導入計画を下記の通り決定したのでお知らせします。これを実現すると、平成10年に発表した計画を8年前倒しで達成することになります。 |
記 |
1. | 平成10年に発表した計画 |
平成22年度までに毎年200台ずつ、合せて2,400台の低公害車を導入する。 |
2. | 昨年度の計画達成状況 |
昨年は、東京都のディーゼル車規制等の動きを背景に、当初計画の4倍を上回る802台という計画を立案。東京都を中心に促進を図った結果、875台の導入を実現することができました。これにより平成14年3月末現在の低公害車の台数は1,951台となり、全車両数33,502台の5.82%が低公害車になりました。 |
(1) | 平成13年度・車種別導入状況一覧 | |||||||
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(2) | 全車両数における低公害車の比率推移 | |||||||||
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(3) | 平成13年度末現在・車種別導入状況一覧 | |||||||||||
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3. | 本年度の導入計画 |
各支社の自主計画を合計した全社計画は655台です。前年度の計画数値より下回っているのは、都市部などにおいてサテライトセンター(※)を積極的に展開することになり、車両の導入台数そのものが減少するためです。計画通り実現すると累計で2,606台が低公害車となり、平成10年に発表した目標を8年前倒しで達成することになります。 |
※ | サテライトセンター…当社では1997年から駐停車の難しい市街地における集配効率を考え、台車による集配拠点を展開しています。その結果、自動車の使用を削減し、大気汚染物質や地球温暖化物質を排出しない、環境にやさしい店舗配置につながっています。 |
4. | 補足 |
低公害車の積極導入を阻む要因となっている燃料供給施設不足に対し、以下のような取組みをしています。 |
(1) | LPG・CNG燃料供給施設のない地域については、その時点での最新規制適合ディーゼル車を毎年2000台〜2500台の規模で代替え・新規導入しています。 |
(2) | 自前のLPG車燃料供給施設を現在2箇所(北大阪ベースと名古屋南営業所)に設置しています。今後、順次展開していく予定です。 |
以上 |
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