第79号
平成17年3月9日

広州市に「雅瑪多国際物流有限公司」を設立申請

  ヤマトグループ(ヤマト運輸(株)本社:東京都中央区・代表取締役社長 山崎 篤)は、香港と中国本土間における経済貿易緊密化協定(CEPA注1)の枠組みを活用し、中国国内におけるロジスティクス事業を中心としたグローバルロジスティクスサービスを提供する、現地法人「雅瑪多国際物流有限公司」を広州市に設立申請し、営業仮許可を取得したのでお知らせします。


1. 新会社概要
 
[1] 商号 雅瑪多(ヤマト)国際物流有限公司
    YAMATO INTERNATIONAL LOGISTICS CO,LTD
[2] 漢字の由来

中国語で「やまと」と発音される漢字表記としました。「雅瑪多」の漢字にはそれぞれの意味があり、社名には「沢山の美しい宝石が光を放つように、お客さまに喜んでいただける高品質なサービスを展開していきたい」という意味を込めています。

[3] 所 在 地 中国 広東省 広州市
[4] 設立 平成17年3月中旬(予定)
[5] 営業開始時期 平成17年4月(予定)
[6] 資 本 金 約US$9,000,000−
    CEPAの協定によりヤマトグループの香港ヤマト運輸(株)が出資企業となります。
[7] 営業内容 中国各地で製造された日本向けに輸出される製品や部品などを集約し、日本国内において宅急便ネットワークで配送するロジスティクスサービス。
   

日本国内で調達した部品等を中国国内日系企業あてに配送するロジスティクスサービス。

2. 広州での設立理由
 

中国・華南地区は、従来から繊維・家具・雑貨などの産業が発達した地域である。さらに近年、広州市は香港に次ぐ経済都市に発展しており、ハイテク産業および自動車産業の企業進出が著しくなっている。

(注1)CEPA=経済貿易緊密化協定
2003年6月に中国中央政府と香港特別行政府との間で締結された、香港製品に対するゼロ関税の適用と、サービス貿易18分野の香港企業への開放を中心とした協定。物流分野では、WTO加盟時に発表された市場開放スケジュールが前倒しされ、香港企業に独資での物流会社設立が認められた。
以上


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