第49号
平成17年11月7日
ヤマト運輸(株)

大阪主管支店 竣工のお知らせ


  ヤマト運輸(本社:東京都中央区・代表取締役社長 小倉 康嗣)は、大阪主管支店を新築・移転致しましたのでお知らせ致します。

1. 施設概要
  (1) 所在地 兵庫県尼崎市中浜町26番1、他
  (2) 敷地面積 34,540.74u    (10,448.58坪)
  (3) 延床面積 47,697.55u    (14,428.51坪)
  3階建の荷捌棟と4階建の事務棟からなる施設です。荷捌棟の1階で宅急便の発送を行い、2階で荷物の降し、クール宅急便・クロネコメール便の仕分を行います。3階部分は、お客様の配送一括請負が出来る荷捌所を配置しています。
     
2. 新ターミナルの特徴
  (1) 充分な作業スペースの確保
    荷捌所面積26,715u(宅急便・クール宅急便・クロネコメール便)、バース数72台を配置。ヤマト運輸で最大規模の面積を確保しています。
  (2) 仕分能力の大幅アップ
    32,000個/時間の仕分能力と20方面の仕分シュートを配置しました。時間当たりの仕分能力向上 と、多方面の同時仕分に寄与します。
  (3) メール仕分機及びメール仕分ラインの採用
    クロネコメール便到着時に、2階投入口からメール便仕分室へ、更に、1階の自動仕分ラインへと繋ぐコンベヤーラインを採用し、作業効率の向上をはかりました。
  (4) 高品質を維持する低温仕分室の設置
    1,143坪の低温仕分室で、クール宅急便の品質を確保しています。
  (5) 上下搬送に垂直搬送機と荷物用エレベーターを設置
    荷捌棟1階と2階の効率的な作業動線を構築するため、上下階を1,542ボックス/時間、移動可能な垂直搬送機10基と荷物用エレベーター2台を設置しました。
  (6) 新しい動線計画の採用
    2階に荷降し専用バース、1階は発送専用バースを配置することにより、ベース内での集配車滞留時間を短縮できるプランとしました。
  (7) 受付棟を単独配置
    受付棟を設け、お客様と社員・トラックの動線を分離しました。構内事故の防止、荷物のセキュリティーの確保に貢献します。
  (8) ICカードによるドアロックシステムの採用
    個人情報を扱う部屋についてはICカードによるドアロックシステムを採用し、セキュリティー管理を万全にしています。
     
3. 営業開始日     11月7日(月)
     
4. 新ターミナルの外観イメージ
 


以上


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