第75号
平成18年3月20日
ヤマト運輸(株)

ヤマト運輸の「荷物情報リアルタイムシステム」
MCPC award 2006グランプリ賞受賞

  ヤマトグループのヤマト運輸(株)(本社:東京都中央区・代表取締役社長小倉康嗣)は、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(以下MCPC)主催の「MCPC award 2006」において、グランプリ賞を受賞しましたのでお知らせいたします。


1. 「MCPC award 2006」について
  「MCPC award 2006」は、MCPCが、モバイルコンピューティングの導入によって、高度なシステムを構築し、顕著な成果を上げている企業や団体・自治体を表彰するものです。今年で4回目となる「MCPC award 2006」には、44事例の応募がありました。
   
2. ヤマト運輸の「荷物情報リアルタイムシステム」
  今回、グランプリ賞を受賞した「荷物情報リアルタイムシステム」は、2004年11月から、約65,000台のKDDIの携帯電話とBrewアプリケーションを活用することによって、荷物情報の完全リアルタイム化を実現したものです。
   
3. システム導入で実現していること
  ・荷物情報のリアルタイム確認
・「宅急便コレクトお届け時カード払い」
・「ご不在連絡eメール」などの『宅急便eお知らせシリーズ』
・「宅急便店頭受取りサービス」
  など、高品質な各種新サービスが可能になっています。また、導入コストの削減、無線技術(Bluetooth)の採用による社員の業務効率向上を実現しています。
   
  なお、導入したシステムは、今後の新サービス提供にも柔軟に対応できるよう設計・構築しています。
   
4. 今後について
  今後も、便利で快適なサービスのご提供と、業務の効率化を両立させため、モバイルコンピューティングの可能性を追求していきたいと思います。
   

【参考】
モバイルコンピューティング推進コンソーシアム( http://www.mcpc-jp.org/
  モバイルコンピューティングの普及促進のために、技術上・運用上の課題調査、課題への対応、共同研究、開発の推進等を進め、情報化社会の発展拡大に貢献している団体。

以上


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