平成18年8月7日 ヤマトホ−ルディングス株式会社 |
重要情報追跡ASPサービス開始のお知らせ |
ヤマトグル−プのヤマトシステム開発株式会社(東京都江東区・代表取締役社長 川田 博)は、申込書等の重要書類の個別追跡管理サービスを開発いたしましたので、お知らせします。このサ−ビスは、あらかじめ設定した場所やタイミングで書類のバーコードをスキャンし、情報を蓄積していくことで、書類1枚ごとの所在や取扱いの流れを把握することができます。 |
1. | サービス開発の経緯 |
度重なる情報漏えい事件、個人情報保護法の制定などの影響で、個人情報や社外秘情報などの安全・確実な取扱いは、企業経営にとって不可欠となっています。そこでヤマトシステム開発では、宅急便の「荷物追跡システム」の開発・運用で30年以上培ってきた個別追跡管理のノウハウを応用し、重要書類の所在や取扱い履歴を1枚単位で把握できるサービスを開発いたしました。これにより、重要書類が「今どこにあるのか」という社内外からの問合せに対して速やかな回答ができるようになる他、予定通りの処理が行われなかった場合に警報リストを発行してトラブルを未然に防ぐことができるようになります。 |
2. | サービス内容について |
重要書類を1枚ごとにバーコード管理し、情報をサーバに集積することにより、情報の一元管理・共有化を実現するサービスです。併せて情報に担当者情報を付加することで、ポイントごとに誰が処理を行ったのかを特定することが可能となります。また、集積されたデータを有効活用し、お客様のニーズに合わせた統計資料を作成(カスタマイズ対応)することもできます。お預かりするデータは、災害・停電対策を施し、24時間365日監視体制の弊社データセンター(Pマーク・ISMS取得)で管理いたします。 |
3. | サービス導入のメリット | |
(1) | ロット管理から1枚ごとの個別管理を実現 | |
「書類100枚が入った箱を3個入庫」といったロット管理では実現できなかった、「○○様の申込書は今どこにある?」といった、特定書類の迅速な所在検索や、過去の履歴を追跡することによる紛失調査などが可能です。 | ||
(2) | 工程作業の遅れや書類の紛失を、問合せやクレームが入る前に把握 | |
設定した日時に処理が行われなかった場合に、滞留状況をリストで確認できます。 また、万一想定外のトラブルが発生した場合でも、原因部署・人員を特定できるため、今後の改善策を検討する際の有力な情報となります。 |
4. | 今後の展開 |
「重要情報追跡ASPサービス」は、金融機関や会員申込書を取扱う企業などタ−ゲットとして、個人情報の厳重管理を目指す企業に対して拡販していきます。ヤマトシステム開発では、今後も「宅急便」の荷物追跡システムで培った個別追跡管理のノウハウをパッケージ化し、グループ以外の企業に積極的にご提供してまいります。 |
重要情報追跡ASPサービス 概要図 | |
以上 |
【お問合せ先】 | ||
報道機関の方 | ||
ヤマトホ−ルディングス株式会社 広報担当 大庭・伊藤(03-3248-5806・5822) | ||
一般のお客様 | ||
ヤマトシステム開発株式会社 広報担当 佐々木・向浜 | ||
TEL:03-5633-5400 、 FAX:03-5633-5404 | ||
Eメール:webmaster@nekonet.co.jp 、HP:http://www.nekonet.co.jp |
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