2007年2月14日 |
ヤマトシステム開発 サーバ・ハウジング業務において |
ヤマトグル−プのヤマトシステム開発株式会社(東京都江東区・代表取締役社長 川田 博 以下YSD)は、サーバ・ハウジング業務において、ITサービスマネジメントシステムの国際規格「ISO20000(ISO/IEC20000)」、並びに品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」の第三者認証を同時取得いたしましたのでお知らせします※3。 「ISO20000」は、JIPDEC(日本情報処理開発協会)が2007年4月から本格運用予定の「ITサービスマネジメントシステム(ITSMS)※4適合性評価制度」のパイロット認証であり、YSDは国内第1号で認証を取得した10組織(ファーストグループ)に含まれます。 |
記 |
1. | 背景 |
ITサービスがビジネスの根幹を担うようになってきた昨今では、その停止のみならず、一部に障害が発生した場合でも、組織や社会に与える影響は非常に大きなものになる可能性があります。そのようなリスクに備え、組織はITサービスにおいて、情報セキュリティ対策に加え、サービス品質や運用管理体制の整備にもこれまで以上に真剣に取り組まなくてはならなくなりました。 |
2. | YSDの取り組み |
YSDでは、お客様の大切な情報をお預かりするサーバ・ハウジング業務において、セキュリティ強化はもちろん、継続的な品質向上、安定運用、そしてお客様からの依頼への迅速・確実な対応を急務と考えました。そこで、既に取得している「ISMS※5」を基盤にITIL※6の手法も取り入れて、運用の可視化や社内体制の整備に努め、これまで以上にお客様に安心して業務をお任せいただけるマネジメントシステムを構築いたしました。そしてこの度「ISO20000」並びに「ISO9001」を取得し、当サービスが国際水準であることを第三者審査により認められました。 |
3. | 認証概要 | ||||||||||||
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4. | 今後の展開 |
YSDでは、当サービスで培ったノウハウを、さらにデータ交換などの他サービスにも活用し、今後もお客様の信頼に応えるサービス提供を図ってまいります。 |
5. | YSDのサーバ・ハウジング業務について |
お客様のサーバ類を安全に運用いたします。詳しくは下記URLをご参照ください。 ヤマトシステム開発株式会社 公開ホームページ内 サーバ・ハウジング紹介ページ http://www.nekonet.co.jp/service/secure/server_index.html |
注釈 | |
※1 | ITサービスマネジメント(ITSM)に関する英国規格BS15000をベースとして開発された国際規格。組織が効果的かつ効率的に管理されたITサービスを実施するためのフレームワークと評価仕様を示している。英国政府機関のOGCがITインフラストラクチャライブラリ(ITIL※6)の中で定義したプロセスアプローチと整合しており、かつ補完し合うもの。 |
※2 | 製品の品質保証と、 顧客満足及び改善を含む組織の管理まで踏み込んだ品質マネジ メントシステムの要求事項を規定した国際規格。 |
※3 | ISO20000とISO9001の国内認証を統合審査によって新規取得したのはYSDが初。 |
※4 | 組織が効果的かつ効率的に管理されたITサービスを実施するためのフレームワークを確立し、システムを運用するもの。ITSMSにおける認証のための規格、また実践の為の規範がISO20000。JIPDECは2006年7月よりITSMSのパイロット運用を開始しており、2007年4月より本格運用に入る。2006年12月20日に初めて10組織(YSDを含む)に同時に認証が与えられた。 |
※5 | 組織のマネジメントとして、自らのリスクアセスメントにより必要なセキュリティレベルを決め、プランを持ち、資源配分して、システムを運用すること。YSDでは、2004年2月に取得。現在「ISO27001」に更新・移行審査中。 |
※6 | 英国政府機関のOGCが作成・文書化した、ITサービスマネジメントのベストプラクティスをまとめた一連のフレームワーク。IT運用における実際の知識・ノウハウが集約されている。 |
以上 |
【お問合せ先】 | |||||||||
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