平成20年9月26日
ヤマト運輸株式会社

「ソーシャル・ビジネス賞」優秀賞の受賞について


  ヤマトグループのヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長 木川 眞)と財団法人 ヤマト福祉財団(所在地:東京都中央区 理事長 有富 慶二)が実施する「障がい者のクロネコメール便配達事業」が、特定非営利活動法人 ソーシャル・イノベーション・ジャパン(所在地:東京都港区南青山 代表理事 谷本 寛治 一橋大学大学院教授、以下SIJ)主催・環境省後援の「ソーシャル・ビジネス・アワード2008」において、「ソーシャル・ビジネス賞」優秀賞を受賞いたしましたので、お知らせいたします。


1. 「ソーシャル・ビジネス・アワード」の主旨
   イノベーティブな社会的事業を対象とし、優れた活動を表彰することで社会的企業の活動促進に寄与することを目的としており、2006年に日本ではじめて実施されました。今年はその第3回目となります。

2. 審査基準
   日本全国の社会的事業を対象として、社会性・事業性・革新性の観点から受賞にふさわしいと考えられるプロジェクトが、SIJ理事・アドバイザー・フェロー・会員などから推薦されました。その後、ソーシャル・ビジネス・アワード運営委員会において1次審査を、ソーシャル・ビジネス・アワード審査委員会において2次審査を実施し、「ソーシャル・ビジネス賞」「ソーシャル・ベンチャー・ビジネス賞」「ソーシャル・ITビジネス賞」「ソーシャル・エコビジネス賞」各カテゴリーの受賞プロジェクトが決定しました。

3. 「ソーシャル・ビジネス賞」優秀賞を受賞した活動内容
   『障がい者のクロネコメール便配達事業』:ヤマト運輸ではヤマト福祉財団と協力し、2004年10月から「障がい者のクロネコメール便配達事業」を展開しています。障がい者施設や小規模作業所とヤマト運輸が契約を結び、クロネコメール便の配達を実施していただくもので、平成20年8月末現在、全国275施設・1,007名の皆さんにご協力いただいています。

4. 受賞理由
   今回の受賞については
『本業を通じたソーシャル・ビジネスとしてビジネスモデルの発展可能性を考えると、社会的価値創造の広がりが大きいこと。全国地域で展開されており、障がい者の雇用率を上げることに大きく貢献していること』
を評価いただきました。

以上


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