平成20年10月8日
ヤマト運輸株式会社

「宅急便」が「2008年度グッドデザイン賞 特別賞」を受賞


  ヤマトグループのヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区・代表取締役社長 木川 眞) の「宅急便」が、このたび財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2008年度グッドデザイン賞」において、特別賞「グッドデザイン・ライフスケープデザイン賞(経済産業 大臣賞)」を受賞いたしましたので、お知らせいたします。


1. 受賞概要
   宅急便は、「電話一本で1個でも家庭へ集荷・翌日配達・運賃は安くて明瞭・荷造りが簡単」をコンセプトに誕生しました。そしてサービス開始から33年間、お客様の声に耳を傾け、豊かな社会の実現に向け、便利で快適なサービスを提案し続けてきました。
 今回、このビジネスモデルが多くの生活者の支持を受け、その生活形態を変化させるにまで至ったとして評価をいただき、「グッドデザイン・ライフスケープデザイン賞(経済産 業大臣賞)」を受賞することとなりました。
 弊社はこの受賞を大変誇りに思うとともに、その評価に安住することなく更なる進化に果敢にチャレンジしてまいります。
【審査委員コメント】
 宅急便は、宅配サービスを制度や効率性からでなく、顧客である生活者の多様なディマンドを基点にして細やかにデザインしてきたものです。それは、私たちの生活形態を大きく変えた、世界に類のないイノベーションであると言えるでしょう。その根底には、豊かな社会のためにという理念が感じられます。また最近、街で見かける電動自転車を使用した集配は、都市の環境・安全への配慮を物語っています。

2. グッドデザイン・ライフスケープデザイン賞とは
   この賞は、経済産業省が提唱する「感性価値創造イニシアティブ」、そして2006年から 展開されてきた「新日本方式」の活動を受けて新たに設けられたものです。すべてのグッドデザイン賞及びグッドデザイン・ロングデザイン賞受賞対象の中で、生活者の「ライフスケープ=生活様式」に育っていくことができたデザインを評価するとともに、日本ならではのものづくりとデザインを推奨する賞です。

 
●グッドデザイン賞(Gマーク)とは
グッドデザイン賞  1957年に通商産業省(現:経済産業省)によって設立された「グッドデザイン選定制度」を継承し、1998年からは財団法人日本産業デザイン振興会により主催・運営されている、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度です。生活と産業のクオリティの向上に貢献するデザインを身の回りのさまざまな分野から見出し、これまでに30,000件以上をグッドデザイン賞として顕彰しています。
  ・グッドデザイン賞についてhttp://www.g-mark.org/index.html

  「グッドデザイン・エキスポ2008」(2008年8月 於:東京ビッグサイト)での展示風景
※パネルイメージについては、別紙(PDF、217KB)を参照してください
  「グッドデザイン・エキスポ2008」(2008年8月 於:東京ビッグサイト)での展示風景

以上


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