平成20年12月8日 |
ヤマトホールディングス株式会社 |
ヤマトグループ トピックス2008 |
ヤマトホールディングス株式会社(本社:東京都中央区・代表取締役社長 瀬戸薫)は、 「ヤマトグループ トピックス2008」を決定しましたのでお知らせします。 |
記 |
2月 |
羽田空港隣接地に大型施設用地を取得 |
ヤマト運輸(株)は、お客様の利便性がさらに向上するサービスを提供するために、物流における陸海空のゲートウェイとして最適な羽田空港の隣接地に大型施設用地(102,881.63u)を取得。この用地には、国内外の一貫物流を実現させるための国内配送ネットワーク、フォワーディング、ロジスティクスの機能を融合させた国内最大級の複合ターミナルを建設予定。 |
3月 |
台湾発「国際宅急便」の販売窓口拡大 |
ヤマト運輸(株)とヤマトロジスティクス(株)は、海外発日本向けの国際宅急便を12カ 国の海外現地法人との間で展開しており、台湾においては台湾ヤマト(株)が台湾発日本着の国際宅急便を取り扱っている。 台湾で宅急便事業を展開している統一速達でも、セブンイレブン約4,800店を窓口に日本向け国際宅急便の発売を開始し、台湾発「国際宅急便」の販売窓口を拡大。 |
4月 |
ヤマトグループ中期経営計画「満足創造3か年計画」スタート |
ヤマトホールディングス(株)は、純粋持株会社への移行後に初めて策定した中期経営計画「満足創造3か年計画」をスタート。今回の中期経営計画は、今後における長期的な事業の方向性として、事業エリアをアジア圏へ拡大させることも視野に入れながら、日本国内でのオンリーワンビジネスモデルの創出とナンバーワンモデルへの磨き上げを中心に事業展開を図ると共に、事業の拡大にあわせてCSR経営を徹底していくことを目指す。 |
棚付き車両の本格導入 |
ヤマト運輸(株)は、「労働環境改善のために生産性を向上させる」という考えから、棚付 き車両の本格導入を開始。 アシストとSDの仕事を完全分離し、アシストが積み込む棚を指定することで「誰でも積 み・降ろし・配達できる」ことが可能になり、作業効率の向上と標準化が図れる。 「伝票を抜かない積み込み・バス停方式による集配」といった新しいスタイルに、棚付き 車両というツールを併用することでより効率的な改善が見込める。 |
「Web出荷コントロールサービス」の提供開始 |
ヤマトシステム開発(株)は、出荷業務において、「リードタイム短縮」「迅速な状況把握」「個人情報保護の強化」を実現する「Web出荷コントロールサービス」を提供開始。 受注側がデータをアップロードするだけで出荷指示が完了し、出荷側が送り状を発行できるようになるので、スピーディーな出荷が可能。また、出荷からお客様にお届けするまでの状況を追跡できるので、出荷遅延防止や、出荷状況のお問合せへの迅速な回答が可能。しかも情報は、セキュリティ対策が万全なヤマトシステム開発のデータセンターで管理する上に、出荷指示データが出荷元に残らないので、個人情報保護の強化が図れる。 |
6月 |
エクスポートファクトリー展開モデル「京葉主管支店」の竣工 |
ヤマトロジスティクス(株)とヤマトパッキングサービス(株)は、輸出業務において、 従来行われてきた受注から船積までのプロセスを見直し、輸出梱包作業と輸出書類作成・ 通関手続きを1ヶ所に集約し、かつ書類作成と梱包作業を同時並行して行う仕組み「エ クスポートファクトリー(特許出願中)」を共同で開発。 ヤマトパッキング(株)は、「エクスポートファクトリー」モデルを展開するために「京葉主管支店」を竣工。 |
8月 |
ネット総合決済サービス「クロネコwebコレクト」の発売開始 |
ヤマトフィナンシャル(株)は、拡大するネット通販市場において、多様化する購入者様の多彩な支払いニーズにお応えすべくネット総合決済サービス「クロネコwebコレクト」を発売開始。これにより、通販事業者様はクレジットカードをはじめとする全てのネット決済の申込みから導入、精算までを一括して、手頃なサービス手数料でご利用可能となる。 |
9月 |
ジェネリック流通システム「ヤマトメディカルダイレクト」の運用開始 |
ヤマトロジスティクス(株)は、購入者と販売者をダイレクトに結び、ジェネリック医薬 品の小ロット全国翌日配送を可能にした新しい流通システムを開発し、学校法人 聖マリア ンナ医科大学様向けに一部を運用開始。 受注受付から・配送・代金回収まで一連の作業をヤマトロジスティクス(株)がメーカー様からまとめて受託することで、複数購入者様と複数メーカー間の直接取引きをワンスト ップで実現。 |
「ソーシャル・ビジネス賞」優秀賞の受賞 |
ヤマト運輸(株)と(財)ヤマト福祉財団が実施する「障がい者のクロネコメール便配達 事業」が、特定非営利活動法人 ソーシャル・イノベーション・ジャパン主催・環境省後援 の「ソーシャル・ビジネス・アワード2008」において、「ソーシャル・ビジネス賞」優秀賞 を受賞。 『本業を通じたソーシャル・ビジネスとしてビジネスモデルの発展可能性を考えると、社 会的価値創造の広がりが大きい。全国地域で展開されており、障がい者の雇用率を上げる ことに大きく貢献している』と評価をいただく。 |
10月 |
引越サービスのリニューアル |
ヤマトホームコンビニエンス(株)は、ご家族向けに長年提供してきたパック形式の引越 サービスを、新しいニーズへお答えできるように、お客様のご要望に合わせて柔軟に対応 できるセレクトオーダー形式の引越サービスへリニューアル。 クロネコヤマトの物流ネットワークを利用した効率的な輸送を行うため、家財量に見合 った無駄のない引越料金を実現。 |
岩手県交通、ヤマトオートワークスの業務提携 |
岩手県交通(株)とヤマトオートワークス(株)は、大変厳しい経済環境が続く状況下に おいても、バス整備事業の安定した継続、コスト削減、整備水準の維持と更なる向上を目 指していくために、岩手県交通のバス整備のノウハウとヤマトオートワークスの車両整備 の調達力を結びつけ、バス整備事業において業務提携を行うことで合意。 ヤマトオートワークスが新しく設立したヤマトオートワークス岩手(株)は、岩手県交通よりバス整備業務を受託。 |
「宅急便」が「2008年度グッドデザイン賞 特別賞」を受賞 |
ヤマト運輸(株)の「宅急便」が、財団法人 日本産業デザイン振興会が主催する「2008 年グッドデザイン賞」において、特別賞「グッドデザイン・ライフスケープ賞(経済産業 大臣賞)」を受賞。 「電話一本で1個でも家庭へ集荷・翌日集荷・運賃は安くて明瞭・荷造りが簡単」という コンセプトのもとに誕生した宅急便のビジネスモデルが、多くの生活者の支持を受け、生 活形態を変化させるにまで至ったとの評価をいただく。 |
11月 |
5つのビジネスモデルを発売開始 |
ヤマトグループは、これまで「宅急便」事業で大きく成長してきたが、現在は、宅急便に 代表されるLT(物流)機能にIT(情報)機能、とFT(決済)機能を組み合わせ、お客様 の物流に関する真の課題を解決するソリューション営業の展開や、新しいビジネスモデル の構築にグループを挙げて取り組んでいる。 11月より、グループ全体にて5つのビジネスモデル(※以下の〈1〉〜〈5〉)を発売開始。 〈1〉 Today Shopping Service、〈2〉Web出荷コントロールサービス、〈3〉ヤマトイン ポートダイレクト、〈4〉ネットスーパーサポートサービス、〈5〉メンテナンスサポートサービス。 |
「らくらく送り状発行サービス」利用窓口の拡大 |
ヤマト運輸(株)は、直営店にご来店いただいたお客様だけでなく、ご自宅への集荷を依 頼される際にも「らくらく送り状発行サービス」をご利用いただけるよう、利用窓口を拡大。 お客様は、ヤマト運輸のホームページより「クロネコメンバーズのWebサービス」にログ インし、「集荷依頼」と「送り状発行依頼」を行い、セールスドライバーが、発行依頼の送 り状を持参し、お客様のご自宅に集荷に伺う。 |
以上 |
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