平成22年3月25日
ヤマト運輸株式会社

〜ヤマト運輸の社会貢献活動〜

第4回中高生経営セミナーの開催結果について


  ヤマトグループのヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長 木川 眞、以下ヤマト運輸)は、ジュニアアチーブメント日本(以下JA)(※)と共同で、社会の仕組みや経済の働きを学ぶ教育プログラム「第4回中高生経営セミナー」を開催したことをお知らせいたします。
1919年に米国で発足した世界最大の経済教育団体で、現在約140カ国で教材やプログラムを学校に無償で配給し、民間の非営利活動を展開。日本本部は1995年設立。


1. 目的
    ヤマト運輸は「事業分野以外でもさまざまな活動を通じて、企業市民として豊かな社会の実現に尽くしていく」という経営理念に基づき、中高生経営セミナーを平成18年より開催しております。中高生経営セミナーでは、生徒が自分と社会との関わりや働く目的を知り、自らの意志で進路を決定・開拓する契機となることを目指しています。

2. 実施概要
  (1) 期間
    2009年11月〜2010年1月
  (2) 内容
    宅急便主要4商品(スキー宅急便・ゴルフ宅急便・クール宅急便・空港宅急便)いずれかについての宣伝を企画し、プレゼンテーションを行う
  (3) 参加者
    私立東京電機大学高等学校の生徒 15名
都立東久留米総合高等学校の生徒 11名
千葉県立国分高等学校の生徒 4名(※今年度より初参加) 計30名
  (4) 実施概要  
   
初回 事前学習
宣伝とは何か
宅急便の流れ
グループワークの進め方とプレゼンテーションについて
2〜4回目 グループワーク ヤマト運輸社員やJAによる進捗確認やアドバイスを実施
最終回 発表会 ヤマト運輸本社にて、役員に対してプレゼンテーション

3. 最優秀企画賞
  (1) 受賞校    
    千葉県立国分高等学校
  (2) 広告    
    一人暮らしをしている子どもに「離れていても、クール宅急便でいつでも母の味を届けることができる」というコンセプトで制作。
  (3) 評価ポイント    
    アンケートを実施し、仮説の検証がしっかり行われていた。クール宅急便の利用シーンを的確に捉えた企画だった。広告のビジュアルも分かりやすい。
 
最優秀企画賞

4. 発表会後の参加者の感想(抜粋)
  【生徒】
  経営セミナーについて
 
メンバーと協力して、一つのことに真剣に取り組む良い経験ができた。
自分の考えを他人に分かりやすく伝える難しさを知った。企画を考えるのは大変だったが、やり終えた達成感は大きい。
  働くことについて
 
利益を上げることも大切だが、顧客の満足度を上げることが企業にとって大切であることが分かった。
これまで働くことは一人で完結すると思っていたが、他人と協力する必要性を感じた。
指示を待つだけではなく、答えを見つけるために自ら考えて行動しなければならないことを知った。
  【教員】
 
これだけ多くの社会人、また企業の経営陣が高校生の企画・発表に関わるというのは貴重な経験。臆することなく発表をした彼らも、数年後、このセミナーの価値をより理解したときに感慨もひとしおだろう。

資 料
【ヤマトグループの「社会・環境教育」への取り組み】
 
ヤマトグループの「社会・環境教育」への取り組み  

【グループワーク・発表会の様子】
 
グループワーク・発表会の様子   グループワーク・発表会の様子
グループワーク・発表会の様子

社会貢献活動をはじめ、ヤマト運輸(株)の安全や環境に対する姿勢や取り組みは
http://www.yamato-hd.co.jp/csr/index.htmlをご覧ください。

以上


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