平成23年8月30日
ヤマトホールディングス株式会社

2011日本パッケージングコンテスト「ロジスティクス賞」の受賞について
運べなかったものを運ぶ“魔法のふろしき”「FLIX」


  ヤマトグループのヤマト包装技術研究所株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:片倉 由美子、以下「ヤマト包装技術研究所」)は、リターナブル包装資材「Neco fit(ネコフィット)」シリーズの「FLIX(フリックス)タイプ12」が2011日本パッケージングコンテストで「ロジスティクス賞」を受賞いたしましたのでお知らせいたします。


1. 背景
    ヤマト包装技術研究所は、「運べなかったものを運べるようにする」をキーワードに、荷主企業様の輸送品質向上と流通コスト削減を目指す包装技術の専門会社です。
  同社は、近年の環境保護活動の高まりにより、荷物を送られる方や受け取られる方からの「配送品質を向上させつつ低コストでゴミが出ない梱包」に対するニーズを強く感じておりました。そこで何度でも繰り返し使用できる包装資材「Neco fit」シリーズを研究・開発し、改良を重ねながらお客様のご要望にこたえてまいりました。

2. 「Neco fit」シリーズ「FLIXタイプ12」について
    「Neco fit」シリーズは、ヤマト包装技術研究所が独自に開発した「FLIX」という資材を使ったリターナブル包装資材です。「FLIX」は、軽く柔らかいシート状の緩衝材で物品を包み、付属のポンプで緩衝材から空気を抜くことで物品を固定します。約40秒で包装でき、緩衝材に空気を戻せば開封できます。包装する物品の形状や大きさに合わせてフィットする柔軟な成型機能と優れた緩衝機能を持つことから、ヤマトグループ内では“魔法のふろしき”と呼んでいます。最新ラインナップ「FLIXタイプ12」は、カバン型の外装ケースで緩衝機能をさらに強化することで輸送中の衝撃・振動から大切な物品を二重に保護する上、スマートな外観やデザインにもこだわって開発いたしました。最大39.5cm×28cm×5cmの物品を包装でき、ノートパソコンなどの精密機器を運ぶのに適しています。

3. 「2011日本パッケージングコンテスト」について
    国内のパッケージ技術の最高水準を決定するもので、優れたパッケージングとその技術の開発普及を目的に、社団法人日本包装技術協会が毎年主催しており、今回が第33回となります。入賞作品には「GPマーク」の使用が許可されます。


【参考】
 
「Neco fit」シリーズ「FLIXタイプ12」写真
「Neco fit」シリーズ「FLIXタイプ12」写真
 


以上

【お問合せ先】
報道機関の方 ヤマトホールディングス(株) 広報担当:片桐・向浜(03-3541-4141)まで
一般の方 ヤマト包装技術研究所(株) 研究所:雑賀・柏原(03-5606-5525)まで


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