NEWS RELEASE
ヤマトホールディングス
ヤマト運輸株式会社

平成25年2月15日

〜ヤマト運輸の社会貢献活動〜

第7回ヤマト運輸高校生経営セミナーの開催結果について

ヤマトホールディングス株式会社傘下のヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長 山内 雅喜、以下ヤマト運輸)は、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本と共同で、社会の仕組みや経済の働きを学ぶ教育プログラム「第7回ヤマト運輸高校生経営セミナー」を開催しましたので、その概要についてお知らせいたします。

1.目的

ヤマト運輸は「事業分野以外でもさまざまな活動を通じて、企業市民として豊かな社会の実現に尽くしていく」という経営理念に基づき、平成18年よりヤマト運輸高校生経営セミナーを開催しております。ヤマト運輸高校生経営セミナーは、生徒が自分と社会との関わりや働く目的を知り、自らの意志で進路を決定・開拓する契機となることを目指しています。

2.実施概要

(1)期間
  平成24年8月〜平成25年2月
(2)内容
  今年度は「ヤマト運輸による新たな地域生活支援の企画」というテーマに基づき、社員がメンターとして弊社の職場を案内し、現在行っている生活支援サービスを説明。月々進捗確認やアドバイスを実施しました。それを踏まえて生徒が企画・立案・プレゼンテーションを行いました。
(3)参加者
  今年は関東・中部地方から計4校が初参加し、過去最多の合計10校51名の生徒が取り組みました。
 
参加歴 学校名 都道府県 参加人数
5回目 東京都立東久留米総合高等学校 東京都 6名
3回目 女子聖学院高等学校 東京都 4名
7回目 東京電機大学高等学校 東京都 4名
2回目 武相高等学校 神奈川県 6名
早稲田大学本庄高等学校 埼玉県 5名
長野県屋代高等学校 長野県 4名
高田高等学校 三重県 4名
岐阜県立岐阜商業高等学校 岐阜県 6名
2回目 初芝立命館高等学校 大阪府 6名
2回目 同志社香里高等学校 大阪府 6名
 
(4)実施概要
 
初回 事前学習会 テーマ発表
グループワークの進め方について
2〜4回目 グループワーク ヤマト運輸社員がメンターとして各校の進捗確認やアドバイスを実施。
テーマに対する企画立案・職場訪問・現地調査など
最終回 発表会 ヤマト運輸本社にて、自分たちが立案した企画を弊社役員に対してプレゼンテーション

3.優勝

(1)受賞校
  同志社香里高等学校
(2)発表内容
  「ヤマト運輸が行う新たな地域支援活動〜ヤマト全国特産品大祭り〜」
ヤマト運輸の全国ネットワークを生かし、ヤマト運輸の全国69主管支店と沖縄ヤマト運輸の計70の地域から特産品を選出。特産品は、グループ会社のサービスを活用して作成したWebサイトで販売し、売上高を基に総選挙を行う。上位になった商店はヤマトグループ主催の全国物産展に出店でき、その地域の活性化にもつながる。
(3)評価ポイント
  ヤマトグループ各社の事業を組み合わせたビジネスモデルを企画し、人気商品を季節ごとに売上げで決めるという第三者からの視点を組み込んだことが評価されました。

4.発表会後の参加者の感想(抜粋)

経営セミナーについて
 
学校の勉強とは違い、答えのないものを考える点が難しかった
自分の学校のある地域の特産品などを知ることができ、地元をもっと好きになれた
課題を聞いたときは何をすれば良いか見当も付かなかったが、グループで話し合ううちに案を思いつき、大筋が決まったときにはとても感動した
会社や働くことについて
 
「働くことはまだまだ先のこと」と思っていたので、参加したことでより身近に考えることができて良かった
自分たちの生活の中にある問題点から商品開発の発想が生まれていることを知り、私たち高校生も会社との距離は実は近かったことに気付いた
 
ジュニア・アチーブメントとは1919年に米国で発足した世界最大の経済教育団体。現在約123カ国で教材やプログラムを学校に無償で配給し、民間の非営利活動を展開。日本本部は1995年設立。
資 料
【発表会の様子】
発表会の様子 発表会の様子
 
発表会の様子
 
【ヤマトグループの「社会・環境教育」への取り組み】
ヤマトグループの「社会・環境教育」への取り組み

社会貢献活動をはじめ、ヤマト運輸(株)の安全や環境に対する姿勢や取り組みは、
http://www.yamato-hd.co.jp/csr/index.htmlをご覧ください。

以上

YAMATO HOLDINGS CO., LTD.