第59号

平成16年3月12日

ヤマトグループ（ヤマト運輸（株）本社：東京都中央区・代表取締役社長 山崎　篤）は、沖縄ヤマト運輸（株）・沖縄主管支店を竣工いたしました。なお、この施設の設計・管理はヤマトグループのヤマト物流設計（株）が担当しております。グループ内大型施設の設計・管理としては同社の初仕事ですので、合わせてお知らせさせていただきます。

記

１． 施設概要

(１)所在地 沖縄県糸満市西崎町4―21―3（糸満工業団地内） (２) 敷地面積 18716.27�u（5661.67坪） (３) 延床面積 6390.24�u（1933.04坪） 　　　○ １階：宅急便荷捌室・低温仕分室 　　　○ ２階：ロジスティクス倉庫・沖縄主管支店事務所

２． ターミナルの特徴

(１) 片面フラットなターミナル構造 　 通常、ターミナルの１階荷捌ホームはトラックへの輸送ＢＯＸ（荷物を入れるためのカゴ）の積卸を容易にするため、地面よりも一段高く設計されています。しかし、沖縄では航空貨物の利用量が多いことから、エアコンテナの荷捌をスムーズに行うため、片面は地面とフラットになっています。 (２) 非常用発電装置 　 沖縄では台風の上陸が多いため、停電が起きた場合も荷物の温度管理を確実にする・お預かりしたお荷物を確実に保管する等の目的で非常用発電装置を設置しています。 （３） 雨水処理施設の完備 　 降水量の多い沖縄の地理的条件を生かすため、雨水処理施設を完備しています。蒸留した雨水はトイレ用水や車の洗浄用水として利用します。 （４） 増改築の可能性 　 新ターミナルの２階部分のロジスティクス倉庫は、将来の物流増加に備えて増築できる設計となっています。

３．営業開始日　　　　 3月15日（月）

４．新ターミナルの概観イメージ

以上

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