| 第33号 |
| 平成17年10月4日 |
| トラックのボデー製造における北村車体との業務提携について |
| ヤマトグループのヤマトオートワークス(株)(本社:東京都文京区、代表取締役社長 堀越克己、以下ヤマトオートワークス)と株式会社 北村車体(本社:新潟県新潟市、代表取締役社長 北村泰作、以下北村車体)は、両社が保有するノウハウと調達力を相互に活用して、運送事業者の皆様へより高品質なトラック用ボデーをご提供するために、北村グループ製ボデーをヤマトオートワークスへOEM供給することを含む業務提携について10月1日に基本契約を締結いたしましたのでお知らせします。 |
| 記 |
| 1. | 業務提携の経緯 |
| ヤマトオートワークスは、運送事業者様の「自家工場」として、事業用トラックの整備を始めとして新車の販売から廃車までを一括で管理し、お客様の車両管理にかかるトータルコストの削減を使命としております。特に平成16年からは、お客様の輸送ニーズに合わせた低コストで良質な車両をお客様にご提供するために「架装事業」を開始し、高耐久なボデー「TCB」の企画や中古のボデーを再生して新車シャシに架装して販売するなど、日本屈指のトラックユーザーである経験を生かしたボデーの製品企画を行なってまいりました。従来は自社グループでボデー製造部門は持たず、各ボデーメーカーに生産を委託しておりましたが、今後事業を加速させるうえにおいて、企画をより緻密に製造に反映させるためにボデーメーカーとノウハウをよりスピーディかつ緊密に共有していくことが必要であるとの判断から、また北村車体はヤマトのマーケティングデータと販売網を活用でき、この提携がお客様へのサービス向上に繋がると判断し、業務提携の合意に至りました。 |
| 2. | 業務提携の内容 |
| (1) | トラック用ボデーのOEM取引 | |
| 北村車体はヤマトオートワークスの商標ならびに商号に基づいて、ヤマトオートワークスの仕様書に基づき、トラック用ボデーの製造を行ないます。 | ||
| (2) | 中古のトラック用ボデー再生技術ノウハウの相互共有 | |
| 中古ボデー再生技術について、両社のもつノウハウを相互に提供することによって、より高品質な再生ボデーをお客様にご提供してまいります。これにより、お客様の新車購入コストの低減や環境負荷の低減に貢献します。 | ||
| (3) | マーケティングデータ共有 | |
| 北村車体にとっては、従来ボデーの製造販売において、トラックユーザーの声が届く機会が少なく、製造に反映させることが困難な面がありました。しかしヤマトオートワークスと提携することにより、トラックユーザーの声をダイレクトに製造に反映させることができるようになり、よりニーズに適合したボデー製作が可能となります。 | ||
| (4) | ボデーの販売に関して | |
| 北村車体が製造または再生したボデーは、ヤマトオートワークスの全国約70箇所の販売網を生かして販売することも可能です。 | ||
| (5) | トラック用ボデー部品・鋼材等の共同調達 | |
| ステンレス等の金属材料、保冷車・冷凍車用の冷凍機、ボデーに関する部品について共同調達を行なうことで、原価コストを低減させます。 | ||
| 3. | 資料 |
| 写真、及び会社概要 |
| 以上 |
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