ニュースリリース

ヤマトホールディングス

2019年09月24日

ヤマトロジスティクス株式会社

キャッシュレス事業者向け、トータルサポートサービスを開始
~短納期かつ大量な依頼にも対応し、加盟店のスピーディかつスムーズな運用開始を支援~

ヤマトホールディングス傘下のヤマトロジスティクス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小菅泰治、以下:YLC)は、キャッシュレス決済端末を導入する事業者(以下:加盟店)が、よりスピーディかつスムーズに運用を開始するためのキッティング・リファビッシュ業務から各種物流業務までを代行する、キャッシュレス事業者向けトータルサポートサービスを10月より開始いたします。

1.背景
経済産業省は2018年4月に発表した「キャッシュレス・ビジョン」の中で、現在の日本のキャッシュレス決済比率20%を2025年に40%まで上昇させるという目標を掲げています。キャッシュレス決済は、消費者の利便性や事業者の生産性向上のメリットだけでなく、訪日外国人旅行者の受入環境整備としての推進も求められています。
また、10月に予定されている消費税増税に向け「キャッシュレス・消費者還元事業」が進められ、中小事業者を対象に決済端末導入等の補助金が付与されることを契機に、加盟店に短納期で大量に導入したいというキャッシュレス事業者のニーズも高まっています。
その一方で、加盟店は納品された端末の初期設定やSIM通信の設定を自身で行う必要がある、またセキュリティ対策に対する不安があるなど、多くのストレスを感じているのも事実です。特に昨今、海外製端末の増加により、導入時の設定作業が複雑化しています。
YLCでは2014年から、MVNO事業者やタブレットのメーカーなど、多くの企業に対し、通常の物流業務に加え、キッティング業務、返品回収や再利用のために点検や清掃を行うリファビッシュ業務までをトータルで提供してきました。これまで培ってきたノウハウを活かし、この度キャッシュレス事業者向けトータルサポートサービスを開始いたします。

2.サービス概要
決済端末のオペレーション業務および各種物流業務を代行することで、キャッシュレス事業者をトータルでサポートします。決済端末は、メーカーや通信などマルチに対応しています。

(1)提供するサービス
 ①入出庫・在庫管理などの物流業務
 ②キッティング・リファビッシュ業務
  ・決済端末の初期設定、専用アプリや端末管理ツール(MDM)のインストール作業
  ・端末の紐付け管理
  ・返却端末の初期化やRMA検査、再利用に必要な点検や清掃作業
 ③解約および故障時の引取
  ・回収キットの発送による端末回収や引取サービスによる同時交換
  ・出荷や引取時の送り状番号をもとに、回収完了、未回収情報の管理
 ④返品入荷
  ・出荷時の機器シリアルNoをもとに、シリアルNo単位での返却端末の確認
  ・メーカー保証の期限管理を行い、修理対応の判断等に必要な情報提供

(2)導入メリット
【キャッシュレス事業者のメリット】
 ①決済端末の初期設定(SIMの挿入、ペアリングなどの作業)やソフトウエアのバージョンアップ、
  充電、納品前の動作確認などの対応を全てYLCにアウトソーシングできます。
 ②一括アウトソーシングすることで、経営資源を営業活動などの本業に集中することができます。
 ③ASP物流管理システムにより、どこでも簡単に端末の在庫状況などを確認できます。
 ④決済端末をすぐ使える状態で納品できるため、加盟店の満足度アップに貢献します。
 ⑤短期間で大量納品でもYLCが対応します。
 ⑥運用開始後の業務拡張などでもYLCがスムーズに対応します。

【加盟店のメリット】
 ①初期設定や機器のペアリングなどの煩わしいキッティング作業を軽減できます
 ②即日利用できます。

3. 費用
業務範囲と業務量に応じて個別の見積もりとなります。

以上

【報道関係お問い合わせ】
 ヤマトホールディングス株式会社  広報戦略担当 朝倉・山本   TEL:03-3248-5822

【一般のお客様お問い合わせ】
 ヤマトロジスティクス株式会社
 リバースロジスティクスカンパニー 第二営業部 藤森・中山    TEL:03-6756-9504