コーポレートガバナンス

2024年2月19日現在

コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方

ヤマトグループは、グループ企業理念に基づき、法と社会的規範に則った事業活動を展開するとともに、コンプライアンス経営を推進しております。また、グループにおける経営資源を有効活用し企業価値の最大化を図ることを経営上の最重要課題の一つとして位置付け、コーポレート・ガバナンスの取組みとして経営体制の強化に向けた施策を実践しております。

コンプライアンス宣言

ステークホルダーの皆さまへ

私たちヤマトグループは、「社訓」を“変わるべからざる価値観”として公共性の高い事業を展開し、事業活動を通じて、豊かな社会の実現に貢献することを「経営理念」に掲げています。
私たちは、「経営理念」を実践することで、お客様をはじめとするステークホルダーの皆様から信頼され、選ばれ続ける企業を目指しています。そのためには、私たち一人ひとりが、法令・ルールを遵守するとともに、常に高い倫理観をもって誠実に行動し続けます。
ヤマトグループは、「経営理念」の考え方を具体的な企業行動のあり方として「企業姿勢」に定めるとともに、私たち一人ひとりの行動の考え方やあるべき姿として「社員行動指針」を定めています。ヤマトグループの全役員・社員の一人ひとりが「企業姿勢」と「社員行動指針」をしっかりと理解し、日々の業務で実践してまいります。
私は、ヤマトグループの全役員・社員の先頭に立って、高い倫理観に根ざした誠実な行動を基本に、コンプライアンス最優先の経営に真摯に取り組み、よりいっそう社会から信頼される企業となることをここに宣言します。

2019年4月1日
ヤマトホールディングス株式会社
代表取締役社長

コーポレートガバナンスの状況

取締役および取締役会

当社の経営上の意思決定、執行および監督に係る経営管理組織としては、取締役会、経営会議、業務執行会議を設置しております。重要事項の意思決定を迅速、的確に行うため、当該経営体制を採用しております。当社は取締役の定数を12名以内とする旨定款に定めており、当社の取締役会は、社外取締役5名を含む合計8名で構成されております。

また、事業年度ごとの経営責任の明確化を図るため、取締役の任期は1年としております。

監査役監査

監査役については、常勤監査役2名と社外監査役3名で監査役会を構成し、取締役会、その他重要な会議に出席するなど、取締役の職務の執行を監査することにより、健全な経営と社会的信頼の向上に努めております。また、監査役を補助する専任スタッフ1名を配置することにより、監査役の監査業務が円滑に遂行できる体制としております。さらに、グループ監査役連絡会を定期的に開催し、主要事業会社の常勤監査役と監査方針・監査方法などを協議するほか、情報交換に努めるなど連携強化を図っていることに加え、内部監査人との定期的な報告会を開催し、情報交換を行っております。

内部監査

内部監査については、独立した組織である内部監査機能として、当社の内部監査責任者のもとグループ合計173名の内部監査人体制で、年間の監査計画に基づいてグループ全体の業務執行が適正かつ効率的になされているかを監査しており、その結果については、取締役および監査役に報告する体制を構築しております。また、グループ内部監査会を定期的に開催し、内部監査人と監査方針や監査結果に基づく問題点および改善案などを協議するほか、財務報告に係る内部統制の有効性においては、グループ各社の内部統制部門と連携し、改善および整備を図っております。

会計監査

会計監査人には有限責任監査法人トーマツを選任し会計監査を受けており、監査役との間で定期的に連絡会を開催し、効果的な監査を実施しております。当社の会計監査業務を執行する公認会計士は矢野浩一、関信治、粂井祐介の3名であり、当社の会計監査業務に係る補助者は公認会計士10名、その他34名です。

コーポレートガバナンスの体制図

当社の業務執行・経営の監視および内部統制などの整備の状況の模式図は、下図のとおりです。

体制図

関連資料