ニュースリリース

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2023
66
ヤマトホールディングス株式会社
日本航空株式会社


貨物専用機への改修を開始し、
2024年4月の就航に向けた準備を着実に進行

 ヤマトホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長尾裕、以下「ヤマトHD」)と日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:赤坂祐二、以下「JAL」)は、20244月から運航開始を予定している貨物専用機の導入にあたり、旅客機から貨物専用機への改修を202358日(月)からシンガポールで開始しました。改修を終えた航空機が10月下旬に日本へ到着した後、11月下旬から運航乗務員の飛行訓練を実施し、運航開始に向けた準備を着実に進めてまいります。

1.機体の受領・改修状況
1)受領状況
3機すべて受領を完了しました。

2)改修状況(旅客機から貨物専用機への改修)
2023年58日(月)から、シンガポールのSTエンジニアリング社にて、1機目の改修を開始しました。

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9月中旬を目途に改修を終了し、10月下旬に日本への飛行を予定しています。2機目・3機目はフランスにて駐機しています。なお、機体の改修着手に先立ち、20235月3日(水)に関係者でセレモニーを実施しました。

貨物専用機への改造プログラムは、ドイツのエルベ・フルクツォイヴェルケ(EFW)社1と契約しています

※1 エアバス社とSTエンジニアリング社が出資している会社で、エアバス機の旅客機から貨物専用機への改修などを行っています。シンガポールでは、EFW社の管理監督のもとSTエンジニアリング社が改修を実施します。

 

2.運航乗務員の飛行訓練

運航を担うJAL連結子会社のスプリング・ジャパン株式会社は、2023年11月下旬2から、実機(エアバス A321ceo P2F型機※3)を使った飛行訓練を実施します。

(1)運航路線:成田空港⇒北九州空港⇒関西空港⇒成田空港(2回/日)*1日あたり6区間を飛行。

(2)想定スケジュール:※4
区間 出発時刻 到着時刻
1 成田空港-北九州空港 07:45 09:50
2 北九州空港-関西空港 10:25 11:25
3 関西空港-成田空港 12:00 13:25
4 成田空港-北九州空港 14:30 16:35
5 北九州空港-関西空港 17:10 18:15
6 関西空港-成田空港 18:50 20:15

※2 機体の改修状況によって遅れる可能性があります。
※3 最大搭載重量:28t/機(10t車約5~6台分)、搭載コンテナ:AAYコンテナ(メインデッキ):14台、AKHコンテナ(ロワーデッキ):10台
※4 現時点での想定スケジュールであり、今後変更になる可能性があります。


【お問い合わせ先】
<一般の方>
ヤマト運輸株式会社 コールセンター TEL0120-01-9625

<報道関係の方>
ヤマトホールディングス株式会社  コーポレートコミュニケーション戦略担当    TEL03-3541-4141

<参考プレスリリース>
「2024年4月から運航を開始する貨物専用機の運航路線・運航便数を決定」(2022年11月22日)
https://www.yamato-hd.co.jp/news/2022/newsrelease_20221122_1.html

「持続的な物流ネットワークの構築に向けてフレイターの運航を2024年4月から開始」(2022年1月21日)
https://www.yamato-hd.co.jp/news/2021/newsrelease_20220121_5.html