大気 ~空をきれいにする(大気汚染防止)~

車両を多く使うヤマトグループにとって大気汚染の防止は重要な課題です。ヤマトグループは、「大気」を重要課題(マテリアリティ)のひとつと特定し、環境方針のもと取り組みを進めています。環境中期計画で大気に関する目標を定め、自動車による大気への影響を減らし、地域の空をきれいにする輸送を追求しています。

目標と実績

中期計画における目標と実績(2024)
マテリアリティ 2024年度目標 2024年度実績
大気
  空をきれいにする(大気汚染防止)
  大気汚染物質削減の取り組み 自動車NOx、PM排出量2020年度比 37%削減 *1 自動車NOx:41%削減
    PM:39%削減
EV導入  2,000台 *2
低公害車(内燃)1,000台
EV導入  2,025台
低公害車(内燃)1,175台

*1 日本国内連結会社および(株)スワン
*2 ヤマト運輸(株)

関連するSDGs
3 すべての人に健康と福祉を
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任つかう責任

その他の目標は、「サステナビリティ戦略・目標と実績」をご参照ください。

パフォーマンスデータ

ヤマトグループは、NOxやPMの排出が少ない車両の導入を進め、規制対応や大気汚染防止に努めています。
また、大気汚染物質や塗装で使う化学物質等を把握し、削減を進め、適正な管理を行っています。

大気汚染物質やVOCなどの排出量
項目 範囲・詳細 排出量(t)
2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
NOx(窒素酸化物) 国内連結会社および(株)スワン 665 612 512 443 390
ヤマト運輸(株)単体 501 463 380 326 297
SOx(硫黄酸化物) 0 0 0 0 0
PM(粒子状物質) 国内連結会社および(株)スワン 15 14 11 10 9
ヤマト運輸(株)単体 11 11 9 8 7
化学物質 VOC以外の化学物質 0 0 0 0 0
VOC* 0.92 0 0 0 0
  • SOx・化学物質の範囲:国内連結会社および(株)スワン