考え方・目標・体制
環境と調和した企業経営を実現するため、ヤマトグループは事業の環境負荷の把握と削減に努め、社会の発展に寄与する環境価値を創出していきます。
ヤマトグループ環境保護宣言

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環境の重要課題とビジョン・目標
ヤマトグループの事業成長と地球環境に深く関わる環境の重要課題を4つ特定しました:「エネルギー・気候」、「大気」、「資源循環・廃棄物」、「社会と企業のレジリエンス」。ヤマトグループは、環境ビジョン「つなぐ、未来を届ける、グリーン物流」の実現を通し、これらの課題解決に挑戦します(ビジョン、優先事項別の長期目標詳細は下記資料をご参照ください)。特に気候変動のリスクや機会が重要であるとの認識を持ち、長期目標としてCO₂排出実質ゼロ(自社排出)を設定しています。事業の環境負荷を減らすだけではなくCO₂排出量削減に資するサービスの在り方を追求し、規制緩和の提言や地方自治体との協力も進め、気候変動の緩和と適応に真摯に取り組んでいます。
また、ヤマトグループはサステナブル経営に向けて、マテリアリティごとに2023年度までの中期目標を策定しました。
- 経営構造改革プラン「YAMATO NEXT100」サスティナビリティの取り組み(環境)
- サステナブル中期計画2023(日本語版)
- Sustainable Medium-Term Plans 2023 (English)
環境推進体制
重要課題やビジョン、長期目標等の重要な環境経営・戦略に関わる事項は、代表取締役社長や取締役が参加する取締役会で決議されました。代表取締役副社長が環境や社会、ガバナンスを管掌し、環境担当役員が執行責任を担います。具体的には、気候関連や環境のリスク、機会、財務への影響、戦略について詳細を確認し、温室効果ガスなどの環境事項をモニタリングし、管理・監督しています。また、四半期に一度、「ヤマトグループ地球環境委員会」で環境マネジメントに関する審議を行っています。本委員会は、環境担当役員が指名した者を委員長とし、「ESG戦略立案推進機能」を事務局として、主要グループ会社のCSR担当部署責任者で構成されています。会社全体のマネジメントプロセスにおいて環境リスクを適切に管理し、環境実績の改善を図っています。
環境マネジメント体制図 (2020年2月現在)

環境影響事項の把握と管理改善
事業活動における環境負荷を減らし、改善に努めるため、漏出・汚染等の環境影響や苦情件数、環境法令順守状況を把握しています。明らかになった課題に対して、適正な処置をとるとともにマニュアル等を整備して管理方法の向上や汚染予防に活かしています。
環境法令順守含む環境影響事項
項目 | 2018年度 | 2019年度 |
---|---|---|
環境法令違反(件) | 0 | 0 |
上記の内、漏出・汚染(件) | 0 | 0 |
罰金・処罰金額(円) | 0 | 0 |
- ・範囲:国内連結会社および(株)スワン
- ・2018年度に法規制への違反が疑われる件に対して是正処置を行った(1件)